北海道の鉄路、JR北海道根室本線、富良野ー新得間廃線を寂しく綴ります

先月、3月31日をもって、北海道の鉄路、JR北海道根室本線、富良野ー新得間が廃線になりました。私、ふらぬい、ネットでその最終日の様子は視聴しました。沿線住民ばかりでなく日本各地からかけつけた鉄道ファンの方たちも、その鉄路終焉を惜しんだ様子が見て取れました。
私、ふらぬいの故郷でもあります、富良野を3方向に接続する鉄路の一つですから、本当に寂しく思ってはおります。北海道の中心、上川地方の富良野から十勝地方の新得、そして帯広に接続する鉄路(もともとは、旭川と帯広を接続する鉄路でもあった幹線鉄路)の廃線ですから寂しさもひとしおなのです。ネットで最終日の様子を視聴しておりましたが、観光客(大勢来ておりました)また廃線になる沿線住民は寂しさのなかにも気丈にとらえていたようにおもいますね。さすがに涙を流す人たちはいなかったような・・・。
北海道の鉄路は、JR北海道の鉄路廃線が国鉄がJR北海道に変わってずっとつづいておりますからね。北海道の産業構造がずいぶんと変わってきておりますし、住民が札幌一極集中になってきておりますので、北海道全方向の鉄路維持は難しいのかなとは思いますけどね。北海道の立ち位置からすれば、北海道住民の移動手段としてだけのJR北海道の鉄路では、どう考えても無理があるのは分かり切っていますからね。でも、相変わらず、その考えだけでJR北海道がビジネス展開しているのは何故かなと思いますけどね。何度か私のブログでも書きましたのでもう書くことはしませんですけどね。

思い起こせば、一昨年のブログで、JR北海道が単独では維持できない黄色線区、8線区の中に、富良野線、旭川ー富良野間と根室本線、滝川ー富良野間が載っておりました。ということは間もなく、北海道の中心地(へその町といいます)富良野に鉄路が無くなってしまうのかも知れません。出来れば避けていただきたいと思いますけど。でも、いつかはやってくるのでしょうその日が・・・。
私、ふらぬいがブログで何度か取り上げましたが、北海道富良野市はブランド総合研究所が毎年行ってる地域ブランド調査、日本全国市区町村魅力度ランキングにおいて、北海道内では、札幌市が全国1位、函館市が全国3位、小樽市が全国8位についで、富良野市が11位なのですが・・・。この頃、富良野市は全国で10位以下になってしまいましたが、以前は5位から8位で頑張っていたのですが、魅力度もやや落ち気味といったところでしょうか。鉄路がなくなると魅力度も薄れていくのでしょうか・・・。

その確証ですが、ブランド総合研究所を貼り付けますね。
https://news.tiiki.jp/articles/4855

先月末、神奈川県の有名観光地であります鎌倉市に出かけ、かっての会社の仲間たち、6名が、鎌倉ではかなり評判のお店で、会食と時の話題のおしゃべりに興じてきました。たまたま、ひょんなことから北海道富良野が話題になりました。それは、お店のマスターが、北海道の富良野、それも「北の国から」の観光地に出かけ、TV放映の舞台、建造物がそっくり残っていて、それを見て回ることの楽しさ、嬉しさを話しておりました。そして、根室本線の一部が廃線になると鉄道での観光地アクセスが難しくなると・・。どこか、残念で、もったいない感じがしますと・・・。そう話しながら、フレンチの豪華な?ご馳走を提供しつつ、飲み物はどうしますか尋ねてきました。私どもは皆、ビールを選んだのですが、マスターは、どのビールを選びますか、ビールはベルギービールとサッポロビールがありますとのこと。そのマスターがフレンチのご馳走を提供しつつ、ビール選択にかこつけ、私、ふらぬい、サッポロビールとベルギービールから、富良野からみで、上富良野(カミフラノ)ホップの話をとうとうと述べてしまいました。あの幻のホップ、「ソラチエース」のことなのです。こちらの話は、前回のブログで書いた内容なのですが、私、ふらぬい、郷土の自慢話をしてしまったのでした。実は、私、ふらぬいには、このような北海道の観光地巡りや北海道各地にまつわる面白い表?や裏?の話があるのですよと話しつつ、北の大地、北海道を巡るに、鉄道がうまく接続できなくなって、旅行者も困難を極めつつありますよと。北海道旅行者は車の長距離運転を強いられ、観光客、特に車の運転者にとって、北海道観光は危険が増していますよとの話になりました。北海道の道路は信号が少ないこと、物資の輸送にトラック自動車の交通量が多いこと、給油所の所在が少ないこと、さらに高速道路の形状、対向1車線道路等々などです。あの、気を付けて下さいとの意ですから・・・・。鉄路が無くなれば、道路を走る車がその代わりを担えば良い、との考えはあまりに思慮が足りないのでは、と思いますけどね。
北海道の鉄路がJR北海道の計画通りに廃線になっていくのを国、国土交通省はどのように考えているのでしょうかね。このままで良いと考えているのでしょうかね。

私、ふらぬい、鎌倉行きは横浜若葉台からバスと鉄路を使いました。バスで相模鉄道、三ツ境駅へ。三ツ境から大和へ。大和から小田急江ノ島線で湘南台へ。湘南台で横浜市営地下鉄に乗車、戸塚へ。戸塚でJR横須賀線に乗り換え、鎌倉駅へ。なんと2時間弱の時間がかかりましたが、新しい鉄道路線も利用でき、なかなかな鉄道旅が行えました。今回利用した鉄路、私が神奈川県横浜にやってきた1970年から、すべて鉄路が新規または更新され、利用するに便利になっておりました。なんと北海道の鉄路とは違うのか、と、認識を新たにしました。ブログで書いておりますが、神奈川県の人口が、私、ふらぬいが、こちらに来てから400万人ほど増えているのですから県内の鉄路は様変わりに(利用するものにとっては)便利に更新されておりました。

実は横浜若葉台から鎌倉へは、かって(鎌倉時代の昔から?)鎌倉街道が接続されており、車で行けば、40~45分で行けるのですが
鎌倉市内の交通混雑と私、ふらぬいの高齢者運転技量を考え、車での鎌倉行きは控えておりました。

北海道の鉄路、JR北海道根室本線、富良野ー新得間廃線を寂しく綴りました。

なんのブログだい、とのお叱りをうけそうですが、今回もブログのタイトルと中身が違ってしましました。また公開が遅れました。
失礼しました。

この記事へのコメント