神奈川県住宅供給公社民営化へ、まず横浜若葉台団地で団地再生を、えっ、若葉台団地再生
神奈川県住宅供給公社民営化へ、まず横浜若葉台団地で団地再生を。 少し古いですが、サンケイ新聞の神奈川版です。
神奈川県民以外の方はあまり関係ないローカルの話しですが、私共、横浜若葉台の住人にとりましては、大きなニュースでした。しかも、全国初、神奈川県住宅供給公社民営化へ、株式会社で団地再生、さらに、新会社は、手始めに高齢化が進む若葉台団地(横浜市旭区)で団地再生モデル事業を実施とまで書いてありました。
先々月、8月の終わり頃に、主要新聞各紙が以下の内容の記事を掲載していました。
「国土交通省が介護や安否確認などのサービスが付いた高齢者向け賃貸住宅を、今後10年間で60万戸を目標に整備する方針を固めた。良質な住宅に国が「お墨付き」を与え、融資や補助で建設を後押しする。高齢者が増えて福祉施設で対応しきれない事態に備え、専用住宅の整備を急ぐ。
また、国土交通省と厚生労働省が、介助が必要なお年寄りでも安心して暮らせる優良な高齢者住宅の基準をつくる。手すりやバリアフリーに配慮した設計で、介護などのサービスの質が保証された高齢者住宅を建てる民間事業者に対し、手厚い支援を行う。
入居者は、介護保険制度に基づく在宅介護や、一人暮らしのお年寄りの安否確認、食事や家事などを希望に応じて選べるようにする方向。家賃はサービスによって異なってくるが、月収20万円台の厚生年金で暮らす元会社員など、中堅所得層でも無理なく入居できるようにする」、とあります。月収20万円台の年金ですか。へぇ~。
やはり、政治家、官僚が考えた、供給側の考え方で、基準をつくり、規制をつくり、上から目線の優良(?)高齢者向け住宅と考えてしまいますね。彼らには、これらのサービスを本当に必要としている側の考えが全然見えないとの認識をしてしまいました。
さらに、厚生労働省の研究所が下記見通しにより、 国土交通省と厚生労働省の支援を行っています。
「国立社会保障・人口問題研究所の推計だと、世帯主が75歳以上の世帯数は今後10年間で約250万増える見通しで、特別養護老人ホームの入所待ちは現時点ですでに約42万人。大都市部を中心に、介護が必要になっても福祉施設に入れないお年寄りが急増する恐れがあるが、高額な一時金が必要な有料老人ホームに入れる人も限られる。このため、民間による住宅整備を後押しし、比較的軽い介助で生活でき、一定の所得がある人の住まいの確保を目指す」、のだそうです。
ここでもお金持ちに手厚い話しなので、やはり、国土交通省と厚生労働省による上から目線で、供給側の論理に沿った考えなのだろうと思ってしまいました。
一方、私の住んでいる、横浜若葉台団地を提供する神奈川県住宅供給公社の民営化は巨額の負債を抱える、同公社を平成27年4月をめどに民営化、株式会社にするもので、箱ものの提供から、介護を含めた「住み続けられるサービス」に転換していくものであり、住民が高齢化した団地再生や、低所得者層への住宅提供など公的役割も担っているのだそうです。
それで、手始めに高齢化が進む若葉台団地(横浜市旭区)で団地再生モデル事業を実施。高齢者住宅や在宅介護サービス拠点などを組み合わせた複合施設を建設する、とあります。
横浜若葉台団地にはケア付き高齢者住宅「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」がありますし、若葉台地区ケアプラザもあり、さらに近くにナーシングホーム・トレ・クォーレ、赤枝グリーンリーブズがあり、あだち(介護老人)ホーム、旭中央病院、赤枝病院、数多くの診療所もあります。横浜温泉チャレンジャーもあります。1.6万人を超える住民の生活を支える、イトーヨーカ堂を含めたショッピングタウン若葉があります。こちらは少し苦戦しているとの話しも伺ってはいますが・・。
でも、近くの他の団地に較べると、横浜若葉台団地は生活する上ではかなり良い住環境にあると考えています。このなかにさらに高齢者住宅や在宅介護サービス拠点などを組み合わせた複合施設を建設する訳ですから、生活環境はもっと良くなるのでは、とも考えています。ケア付き高齢者住宅「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」に勝るとも劣らない複合施設の完成に期待したいと思います。現在は元若葉台販売センターの建物がひっそりと建っている場所が複合施設建設予定地だそうです。仮の駐車場にもなっていますね。もともと、さらに住宅が建設される予定の場所でしたので、ああ、やっと使い途が決まったのかとの認識です。
私は、本当は、もっと違った使い途にして欲しかったと思っています。
横浜若葉台団地内は高齢者の増加、少子化で子供の数の減少していることは確かです。小学校が、3→1校、中学校が、2→1校になりました。これは日本国全体の少子化問題でもあり、予見できたことです。閉校になった、近くの小学校は、設立当時から、将来は高齢者向け老人ホームとして使えるように建てられていました。今回は別の目的で使われるようになったと伺っていますがね。
横浜若葉台の団地に、高齢化並びに少子化で、それほど問題があるようには思えませんが。もし、有るとすれば、やはり、団地と外部のアクセスが問題として残っているのです。私が何回かブログに書きましたが、横浜のチベットと揶揄されている若葉台団地ですからね。大勢が住む、陸の孤島にしてしまってはいけないのですよ。
ここ、横浜若葉台は最寄りの鉄道駅への交通機関はバスのみです。バスのサービスがすばらしく良く、便利なことは確かです。でも、バスしかないこと、これがネックですね。3~5Km歩くと、JR横浜線、東急田園都市線、相模鉄道線の最寄り駅に出ることができます。しかしながら団地の中には鉄道駅がありません。JRの中山駅まで横浜市営地下鉄が延長されましたので、横浜若葉台までの延伸をと期待していましたが、それはもう計画すら無いそうです。私どもが入居当時ありました、あったように思っていました、モノレール計画なんか、とっくの昔に無くなったらしいのです。それで、高齢者限定対応、高齢者向け特別サービスもいいのですが、若い人に愛されない団地はやはり発展するものではありません。あまりに偏った考えで団地再生を考えてもらっては困ります。子供から大人、老若男女、皆が安心して暮らせる団地を目指しての団地再生を期待します。
横浜若葉台団地の中には大きな公園が、若葉台、大貫谷、日向根(ひなたね:近隣公園とも云う)とあってスポーツ施設も完備していますし、周りには三保市民の森、ズーラシア、程ヶ谷GC、どうするのか知りませんが、上瀬谷米軍基地の跡地も近くに有ります。そして知る人ぞ知る、私だけが知っているのかも、横浜フットパス、ジェットコースターロードも里山も近くにあります。仕上げは、若葉台ショッピングセンターの休憩所も完備されています。つまり、自然と親しみ、スポーツに汗を流し、温泉があり、人が集まる要素はたくさんありますが、交通手段はバスだけです。自家用自動車は住人以外の駐車場が有りません(来客用が少しあります)ので使えません。ショッピング用の駐車場はありますが。そこで、団地再生のキーワードは地下鉄であろうがモノレールであろうが公共サービスなのです。大きな遊水池の上に、または下に、駅を作る技術は日本の建設会社ならお手のものでしょう。
横浜若葉台団地の中で、あまりに高齢者が不遇をかこっていたなら、もちろん、それを修正するのもありですが、もっと考える余地もあるのではないかと思いますね。たとえば、現在、特定階にのみ止まる高層住宅のエレベータを全階に止まるその仕組みを実現させるとか。また低層住宅には設備すらないエレベータを外部に設置するとか、高齢者に優しい取り組みも是非やっていただきたいと思います。車椅子利用者向けに団地内完全バリアフリーの実現をさせていただきたいと思いますね。そちらが先のように思います。どうしても立派な箱物が必要なのかどうか再考してみてはどうでしょうか。箱物建設にお金を出しての優良(?)高齢者向けサービス向上より、自治会、管理組合活動等もっと人間同士ふれあうことでのサービス向上も一考ではないかと思いますね。横浜若葉台の自治会、管理組合は随分一生懸命このことに取り組んでいますよ。
神奈川県住宅供給公社民営化へ、まず横浜若葉台団地で団地再生を、えっ、若葉台団地再生ブログでした。
もうお蔵入りの予定のブログを出してきたのは、つい最近、茨城県住宅供給公社が、破産したことを知ったからです。先月、9月の終わり頃か今月、10月の始めですね。これは、県の住宅供給公社が、住宅建設提供といった供給サイドばかりで考えているからですね。この考えで行きますと、住宅建設供給が終了した段階で、供給公社の役割は終わりになるのは仕方がないからと思いますね。私は、高齢者に優しい住宅の提供だけでは団地再生は無理と思いますし、できれば少子高齢化志向から団地再生を見直さないと、団地は相変わらずのシャッター街だらけの店舗のままになると思います。何を言いたいかといいますと、人を呼び寄せる、人が集まることが団地再生に繋がると言いたいのです。そのために知恵を絞りましょう。箱もの供給だけではうまくいかないことは、もうわかっているじゃありませんか。
神奈川県民以外の方はあまり関係ないローカルの話しですが、私共、横浜若葉台の住人にとりましては、大きなニュースでした。しかも、全国初、神奈川県住宅供給公社民営化へ、株式会社で団地再生、さらに、新会社は、手始めに高齢化が進む若葉台団地(横浜市旭区)で団地再生モデル事業を実施とまで書いてありました。
先々月、8月の終わり頃に、主要新聞各紙が以下の内容の記事を掲載していました。
「国土交通省が介護や安否確認などのサービスが付いた高齢者向け賃貸住宅を、今後10年間で60万戸を目標に整備する方針を固めた。良質な住宅に国が「お墨付き」を与え、融資や補助で建設を後押しする。高齢者が増えて福祉施設で対応しきれない事態に備え、専用住宅の整備を急ぐ。
また、国土交通省と厚生労働省が、介助が必要なお年寄りでも安心して暮らせる優良な高齢者住宅の基準をつくる。手すりやバリアフリーに配慮した設計で、介護などのサービスの質が保証された高齢者住宅を建てる民間事業者に対し、手厚い支援を行う。
入居者は、介護保険制度に基づく在宅介護や、一人暮らしのお年寄りの安否確認、食事や家事などを希望に応じて選べるようにする方向。家賃はサービスによって異なってくるが、月収20万円台の厚生年金で暮らす元会社員など、中堅所得層でも無理なく入居できるようにする」、とあります。月収20万円台の年金ですか。へぇ~。
やはり、政治家、官僚が考えた、供給側の考え方で、基準をつくり、規制をつくり、上から目線の優良(?)高齢者向け住宅と考えてしまいますね。彼らには、これらのサービスを本当に必要としている側の考えが全然見えないとの認識をしてしまいました。
さらに、厚生労働省の研究所が下記見通しにより、 国土交通省と厚生労働省の支援を行っています。
「国立社会保障・人口問題研究所の推計だと、世帯主が75歳以上の世帯数は今後10年間で約250万増える見通しで、特別養護老人ホームの入所待ちは現時点ですでに約42万人。大都市部を中心に、介護が必要になっても福祉施設に入れないお年寄りが急増する恐れがあるが、高額な一時金が必要な有料老人ホームに入れる人も限られる。このため、民間による住宅整備を後押しし、比較的軽い介助で生活でき、一定の所得がある人の住まいの確保を目指す」、のだそうです。
ここでもお金持ちに手厚い話しなので、やはり、国土交通省と厚生労働省による上から目線で、供給側の論理に沿った考えなのだろうと思ってしまいました。
一方、私の住んでいる、横浜若葉台団地を提供する神奈川県住宅供給公社の民営化は巨額の負債を抱える、同公社を平成27年4月をめどに民営化、株式会社にするもので、箱ものの提供から、介護を含めた「住み続けられるサービス」に転換していくものであり、住民が高齢化した団地再生や、低所得者層への住宅提供など公的役割も担っているのだそうです。
それで、手始めに高齢化が進む若葉台団地(横浜市旭区)で団地再生モデル事業を実施。高齢者住宅や在宅介護サービス拠点などを組み合わせた複合施設を建設する、とあります。
横浜若葉台団地にはケア付き高齢者住宅「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」がありますし、若葉台地区ケアプラザもあり、さらに近くにナーシングホーム・トレ・クォーレ、赤枝グリーンリーブズがあり、あだち(介護老人)ホーム、旭中央病院、赤枝病院、数多くの診療所もあります。横浜温泉チャレンジャーもあります。1.6万人を超える住民の生活を支える、イトーヨーカ堂を含めたショッピングタウン若葉があります。こちらは少し苦戦しているとの話しも伺ってはいますが・・。
でも、近くの他の団地に較べると、横浜若葉台団地は生活する上ではかなり良い住環境にあると考えています。このなかにさらに高齢者住宅や在宅介護サービス拠点などを組み合わせた複合施設を建設する訳ですから、生活環境はもっと良くなるのでは、とも考えています。ケア付き高齢者住宅「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」に勝るとも劣らない複合施設の完成に期待したいと思います。現在は元若葉台販売センターの建物がひっそりと建っている場所が複合施設建設予定地だそうです。仮の駐車場にもなっていますね。もともと、さらに住宅が建設される予定の場所でしたので、ああ、やっと使い途が決まったのかとの認識です。
私は、本当は、もっと違った使い途にして欲しかったと思っています。
横浜若葉台団地内は高齢者の増加、少子化で子供の数の減少していることは確かです。小学校が、3→1校、中学校が、2→1校になりました。これは日本国全体の少子化問題でもあり、予見できたことです。閉校になった、近くの小学校は、設立当時から、将来は高齢者向け老人ホームとして使えるように建てられていました。今回は別の目的で使われるようになったと伺っていますがね。
横浜若葉台の団地に、高齢化並びに少子化で、それほど問題があるようには思えませんが。もし、有るとすれば、やはり、団地と外部のアクセスが問題として残っているのです。私が何回かブログに書きましたが、横浜のチベットと揶揄されている若葉台団地ですからね。大勢が住む、陸の孤島にしてしまってはいけないのですよ。
ここ、横浜若葉台は最寄りの鉄道駅への交通機関はバスのみです。バスのサービスがすばらしく良く、便利なことは確かです。でも、バスしかないこと、これがネックですね。3~5Km歩くと、JR横浜線、東急田園都市線、相模鉄道線の最寄り駅に出ることができます。しかしながら団地の中には鉄道駅がありません。JRの中山駅まで横浜市営地下鉄が延長されましたので、横浜若葉台までの延伸をと期待していましたが、それはもう計画すら無いそうです。私どもが入居当時ありました、あったように思っていました、モノレール計画なんか、とっくの昔に無くなったらしいのです。それで、高齢者限定対応、高齢者向け特別サービスもいいのですが、若い人に愛されない団地はやはり発展するものではありません。あまりに偏った考えで団地再生を考えてもらっては困ります。子供から大人、老若男女、皆が安心して暮らせる団地を目指しての団地再生を期待します。
横浜若葉台団地の中には大きな公園が、若葉台、大貫谷、日向根(ひなたね:近隣公園とも云う)とあってスポーツ施設も完備していますし、周りには三保市民の森、ズーラシア、程ヶ谷GC、どうするのか知りませんが、上瀬谷米軍基地の跡地も近くに有ります。そして知る人ぞ知る、私だけが知っているのかも、横浜フットパス、ジェットコースターロードも里山も近くにあります。仕上げは、若葉台ショッピングセンターの休憩所も完備されています。つまり、自然と親しみ、スポーツに汗を流し、温泉があり、人が集まる要素はたくさんありますが、交通手段はバスだけです。自家用自動車は住人以外の駐車場が有りません(来客用が少しあります)ので使えません。ショッピング用の駐車場はありますが。そこで、団地再生のキーワードは地下鉄であろうがモノレールであろうが公共サービスなのです。大きな遊水池の上に、または下に、駅を作る技術は日本の建設会社ならお手のものでしょう。
横浜若葉台団地の中で、あまりに高齢者が不遇をかこっていたなら、もちろん、それを修正するのもありですが、もっと考える余地もあるのではないかと思いますね。たとえば、現在、特定階にのみ止まる高層住宅のエレベータを全階に止まるその仕組みを実現させるとか。また低層住宅には設備すらないエレベータを外部に設置するとか、高齢者に優しい取り組みも是非やっていただきたいと思います。車椅子利用者向けに団地内完全バリアフリーの実現をさせていただきたいと思いますね。そちらが先のように思います。どうしても立派な箱物が必要なのかどうか再考してみてはどうでしょうか。箱物建設にお金を出しての優良(?)高齢者向けサービス向上より、自治会、管理組合活動等もっと人間同士ふれあうことでのサービス向上も一考ではないかと思いますね。横浜若葉台の自治会、管理組合は随分一生懸命このことに取り組んでいますよ。
神奈川県住宅供給公社民営化へ、まず横浜若葉台団地で団地再生を、えっ、若葉台団地再生ブログでした。
もうお蔵入りの予定のブログを出してきたのは、つい最近、茨城県住宅供給公社が、破産したことを知ったからです。先月、9月の終わり頃か今月、10月の始めですね。これは、県の住宅供給公社が、住宅建設提供といった供給サイドばかりで考えているからですね。この考えで行きますと、住宅建設供給が終了した段階で、供給公社の役割は終わりになるのは仕方がないからと思いますね。私は、高齢者に優しい住宅の提供だけでは団地再生は無理と思いますし、できれば少子高齢化志向から団地再生を見直さないと、団地は相変わらずのシャッター街だらけの店舗のままになると思います。何を言いたいかといいますと、人を呼び寄せる、人が集まることが団地再生に繋がると言いたいのです。そのために知恵を絞りましょう。箱もの供給だけではうまくいかないことは、もうわかっているじゃありませんか。
この記事へのコメント
社会的には公社系列なのだし税金が投入されているのだから絶対数が不足している特養に目を向けないと税金で運営する無駄を感じてしまいました。超高級有料は絶対民営化すべき、余剰人員を税金で雇うのも疑問、特養などで働いている職員は少ない人員でヒーヒー言って働いているのに。再度見直して欲しい。