旅の想い出その26 イギリス、ロンドン、大英帝国の大いなる遺産巡り

今回の旅の想い出は、イギリス、ロンドン、大英帝国の遺産巡りです。すご~く大げさなタイトルを掲げました。今回の旅の想い出ブログは、イギリス、ロンドンです。しかも、ロンドンで有名な歴史的建造物、公園、宮殿、ショッピング街、そしてテムズ川を巡ります。
どうして大英帝国の遺産巡りなんて、おおげさなタイトルを付けて、有名な歴史遺産、建造物ばかりを巡るのですか? いつもの気軽な散歩とどう違うのですか? と、お訊ねですね。実は、ロンドンには仕事で滞在はしていましたが、ほんの短期間、短時間なのですが、この時だけ、観光ガイドを片手に歩いた、ほんとうに短時間のロンドン、大英帝国遺産巡りの街角散歩なのです。もし、タイトルに偽りあり、やはり、気軽な散歩と分かっても、それはそれで、好いのではありませんか。つれづれぶろぐですからね。いきますよ。

以前のイギリス、ロンドンのラッセル・スクエアブログで、ラッセル・スクエアと大英博物館、ロンドン大学、イギリスの大きな鉄道駅を紹介したことがありました。今回は、同じロンドン市内でも、少し地理的に異なるところに宿をとった都合もありましたが、そこは、イギリスの大英帝国の遺産である、ロンドンの歴史的な観光スポットに出掛けるには好適なところだったのです。ですが、いつもと違い、宿泊したホテルからの街歩きではありません。地下鉄でロンドンの名所、旧跡の観光スポット巡りに最適のところまで行き、そこからロンドンの街を歩いた記録なのです。

この、イギリス、ロンドンの旅の宿泊先は、ミレニアム・ナイツブリッジ・ホテルでした。何故か理由は定かではありませんが、あまり良い写真が出てこないのです。印象としてはかなり近代的な建物だったように思うのですが、全景を撮ったものが無いのは、ご容赦下さい。でも、地下鉄駅から近いですし、感じの良いホテルでしたよ。
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このホテルが商業的に非常に良い環境にあることを知ったのは、この旅を終えてしばらくしてからでした。少し歩くとブランド店がひしめき、あのデパートのハロッズも近くにありました。ケンジントン・ガーデンにも近く、この近辺だけでも、じっくり観光ができたのだそうです。

ミレニアム・ナイツブリッジ・ホテルのホームページを貼り付けます。興味ある方はアクセスして下さい。
http://www.millenniumhotels.co.uk/millenniumknightsbridge/index.html

では、いつものようにホテル近くの地図を貼り付けます。Google Mapです。テムズ川を下流方向に移動するように使って下さい。
http://maps.google.com/maps?client=gme-expedia&sensor=false&mapclient=jsapi&ie=UTF8&ll=51.502438,-0.163121&spn=0.010205,0.043774&z=15

今回の街角散歩は、一気に、モニュメント、ロンドン塔近くまで出掛け、テムズ川沿いに歩き、国会議事堂、バッキンガム宮殿、ピカデリー・サーカスを歩いて、地下鉄ピカデリー・サーカスからナイツブリッジに戻るルートです。個人的にロンドンの地下鉄利用には慣れていますので、街歩きは別ですが、便利な地下鉄をフルに活用しました。

では、地下鉄のナイツブリッジ駅から地下鉄モニュメント駅に出掛けました。何回か地下鉄の乗り換えはありますが、利用方法は分かっていますので、気にしていませんからね。

なんで、地下鉄のモニュメント駅なんだ、とお訪ねですね。それはですね、あの、有名なクリストファー・レンの建造物を見てみたかったからなのです。1666年のロンドン大火の後、聖ポール大聖堂始めロンドンを代表する数多くの建築に携わった彼無しに、ロンドン建築、大いなる遺産を語れない、その大人物の記念碑的建造物を見てみたかったからなのです。地下鉄のモニュメント駅を出たところから歩きはじめますね。

地下鉄モニュメント駅近くを歩いている人は、数多くはいませんでした。
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地下鉄モニュメント駅を出て少し歩くと、目的のその建造物はありました。1666年ロンドンを襲った大火災を記念する大火記念塔です。とにかく大きな大火記念塔(’The Monument’、モニュメントと言うのだそうです)がありました。
しばらく修復工事をやっていたと伺っていますが、もう終わったのでしょうか。
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大火記念塔の由来が塔の下部、基礎部のところに書かれていました。これは、1666年にロンドンで発生した大火事を記念して建てられた塔なのでした。私は、何故この建造物が、’The Monument’と言うのか最初は不思議におもったのですが、ここはイギリスですから、本当は、'The British'と大英をつけたかったのかなとも思いました。以前、ロンドンブログで紹介した、大英博物館も大英図書館も'The British'が付いていました。’The Monument’は、定冠詞が付いているので、大きな意味があるのだろうとは思いました。でも、大火記念塔なのだそうです。少し離れて、大火記念塔を撮しました。
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ここから、次の目的地のロンドン塔を目指して歩きます。ここも、あまり人通りがありませんでした。
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ロンドン塔の中には入りませんが、ロンドン塔の建物の周りを巡ります。観光客が少しずつ増えてきましたね。この建物を見ると、歴史上で語られる、イギリス王室の陰惨で血なまぐさい事件を思い出してしまいますが、建物自体からはそんなことは微塵にも思い起こすことはありませんでした。夏目漱石のロンドン滞在中は、まだ、その傷跡を残していたのでしょうか。
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やはり考え事をしていたと見えて、どこをどのように歩いたかは定かでは無いのですが、有名なタワー・ブリッジを通過します。皆さんご存じのように、橋がせり上がるのですが、その瞬間には立ち会えませんでした。
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テムズ川です。水上交通の要衝なのです。船の行き来も多いのです。かなり水深があるのでしょうね。ヨーロッパ各国は川の交通をうまく使っているように思いました。なんか、ボンのブログでも同じように書いたような気がします。あちらはライン川でした。
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ここから見える最初の橋が、これもまた有名なロンドン橋です。あの、”ロンドン橋が落ちる”と唄われたロンドン橋なのですよ。よくよく考えると、地下鉄モニュメント駅からのほうが近いのでしたね。それで、ロンドン橋は遠くから眺めるだけにしました。

地下鉄ロンドン・ブリッジ駅からウェストミンスター駅に移動します。地下鉄ウェストミンスター駅を出ますと、次の目的の建物である国会議事堂、ビッグ・ベンが目に入ります。

まず、ビッグ・ベンですね。撮影対象がきちんと入るように、ウェストミンスター橋を渡ります。振り向くと、ちょうど、2階建てのバスも写真の中に入りました。シャッターチャンスと理解しました。
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次は国会議事堂です。よく、英国を放映するTVでは見かけるのですが、本物は情緒がありますね。
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テムズ川の下流に目をやれば、大観覧車がいやでも目に入ります。BAロンドン・アイです。でも、旧市庁舎、ロンドン水族館の建物を主体に撮してしまいました。
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国会議事堂正面にまわります。というか、議事堂方面に戻って、少し歩きますよ。国会議事堂を見学する観光客もおりますね。観光バスも議事堂前には横付けしてくれます。
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やはり、イギリスの国会議事堂には政治家、ステーツマンが似合いますね、あのチャーチルの像がありました。
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国会議事堂の入り口がこちらにありました。
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こちらには、あのクロムウェルの像がありました。イギリスの国会議事堂は大きい建物ですね。印象に残ります。
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国会議事堂の隣にはこれも立派なウェストミンスター寺院がありました。
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セント・ジェームズ・パークの通りを歩きます。突き当たりがバッキンガム宮殿です。
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バキンガム宮殿に到着しました。
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宮殿の出入り口から、貴族らしき人物の出入りを見学しましたが、衛兵の交替式は残念ながら見ることができませんでした。ずっと待っていれば必ず見学することはできたんですがね。

グリーン・パークの中を通り、今度はピカデリー・サーカスを目指します。
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ピカデリー・サーカスに出ました。写真では繁華街のようには見えないのですが、さすがに人通りが多く、にぎやかなところでした。少し暗くなってきましたが、ピカデリー・サーカスの人気スポットまで歩きます。
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ピカデリー・サーカスの一番人気の場所に着きました。ここで、ロンドンの街角散歩を打ち上げました。
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まだ、日本ブランドは健在なのでしょうか。もうこの掲示も無いのかも知れません。このピカデリー・サーカスは、まる一日くらいかけて、ゆっくり買い物を楽しむところなのでしょう。

地下鉄ピカデリー・サーカス駅からナイツブリッジ駅までは地下鉄に乗ってまもなく到着しました。

ナイツブリッジはハイド・パークにもケンジントン・ガーデンにもバッキンガム宮殿にも、ピカデリー・サーカスにも至便の距離にあることは、これも、後から知りました。

ロンドンの街角散歩をブログで紹介したのは、これで2回目ですが、以前もそうでしたが、本当に大人の国の紹介になりますね。落ち着きすぎていて、こちらのコメントが出てこず、写真を見たらわかるでしょう、なんていう感じになりますね。ロンドンは本当に落ち着いていて好きな町です。私自身がロンドンで、長期間、長時間の仕事をこなした経験が無く、時間をかけてロンドンの街を歩いたことは無いのです。それで、ロンドンの賑やかなところ、華やかなところに出掛けていないのかも知れませんが、私には、落ち着いた大人の街、これがロンドンの本当の姿と理解しているのです。大英帝国の遺産は、こんなものではないのだそうですよ。

旅の想い出その26 イギリス、ロンドン、大英帝国の大いなる遺産巡りでした。

イギリス、ロンドンには大英帝国の歴史遺産はまだまだたくさんあります。大いなる遺産巡りなんて、2~3回の旅で紹介出来るものではありませんでした。まだ訪ねる機会もあると考えております。

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